怖かった話。






それは、小学校5年生くらいの時。
俺は、いつものように SFC版グラディウスIIIをしていました。


ちょうど3面の 穴掘り地帯の前。

仕様通り 背景は真っ暗です。

当然、真っ暗なテレビは 鏡のように光を反射します。

後ろには洗濯物が置いてあったんですが、よく見てみると、

なんだか人の顔みたいなのが移っていました。


後ろをバッ!と振り返ってみたんですが、洗濯物以外何もありません。

もう一度 画面を見てみました。

そこには 後ろには無いはずのさっきの顔が!Σ(゚Д゚;)


どんな顔してたかって?

怖かったので、まだ頭の中に少し残っています。

それを 自習時間の時にノートに描いて見ました。





こんなです。


どわ―――――(;゚Д゚)――――――っ!すっげ怖かったです!

少し美化?入ってますが、とてつもなく悲しそうな目と、

あの限界まで歯を食いしばったような口は、かなり覚えてます。

描いてる時 すこし涙出てくるくらい怖かったです。


洗濯物がヘンに重なったりして あんな顔になったのでわ?なんて思いまして、

後ろの洗濯物を、念入りにゴシャゴシャしてみたんですが。

おんなじ顔がおんなじ所にあったままなんよ…(ノД`;)

怖くて怖くて怖くて怖くて、グラIIIはポーズしっぱなしです。


そうそうしてる間に、父親が部屋に入ってきました。

ヘンな顔があるよーという旨を伝えたら、やっぱり洗濯物を疑い、

適当にワシャワシャして行きました。そこは俺がもうしたよ…(ノД`;)


と。


消えてる!!! 消えてる!!?Σ(゚Д゚;)


なんと いつのまにかあの顔が消えていました。

洗濯物の配置が変わったからか…。…違う!これは!

俺だけへのメッセージだったのかもしれない…!!(大袈裟)


最近になって  思うんですが、俺の家は昔
      妄想                 .

処刑場だったのかも知れないッ!

だってそうですよ、あんくらい恨み残して死ねる人ってそうそういませんもん!

うん、思うに、あの人は多分 無実の罪で捕まってしまってですね。



処刑されちゃうんですな。


斬首。



 _______∧_______ .
(なぜだ なぜ俺が殺されなければ…)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .




ここで あの表情をするわけですな。



俺は 魂の存在信じませんが、超能力はちょっとだけ信じたいです。

なので この場合の幽霊は、死んだ人の強い念が このようにカタチを作った物とします。


そして現在に至る、と。




とは言ってもねー、長崎の立山って、坂が多い町ですよー、

そんなトコに人は一杯見にこれねえよ という事で、違うかも。


しかし こんな体験をしたのよってのは確かなんですよね…。


あと、その部屋は今。




俺の寝室です(´∀`)


〜終わり〜